はじめに
「よし、今度こそ500株注文完了!」 夜中のテンションで指値注文を入れたけれど、購入されていなさそう。時間がかかるものなのかなと思い、翌朝ワクワクしながら画面を開いたのに、そこには「注文未成立」の冷たい文字。あれ? 俺のディズニーチケットへの道はどこに行ったんだよ……。深夜に血眼で調べまくって、市場が開いていない時間帯に注文しても即座には約定しないこと、そして指値で欲張ると一生買えない可能性があることを知ったあの時の絶望感。
人生に1度しか味わえない、虚無の世界。俺の時間返して…。
おはこんばんにちは、Beniです。
今のご時世、Amazon で何かを購入する際、時間問わず取引が即時成立するのが当たり前ですが、株式市場の世界はそうはいきません。今回は、私がOLC(オリエンタルランド)株を買う時にドハマりした「約定しない謎」を解説します。
うさおくんそんなこと記事にするにすること…?
ただの株購入とあなどるなかれ…。
私は初めての株を購入するのに2週間近くかかりました。とっても時間の無駄です。
本ブログでは、まだ個別株の購入については投稿していないのですが、今後必要になるので先んじて。
① なぜ注文したのに買えない?市場の開場時間を知る
②「指値」か「成行」か?株取引の注文方式を理解する
本題
① なぜ注文したのに買えない?市場の開場時間を知る
最初に陥った罠は、「注文すれば、いつでも買えるはずだ」という思い込みです。しかし、日本の株式市場は公務員もびっくりの 前場:9:00〜11:30、後場:12:30〜15:00 しか開いていません。
ちなみに余談ですが、土曜日、日曜日、祝日ももちろんお休みです。
売買立会時(立会時間) | 内国株の売買制度 | 日本取引所グループ
この時間外に注文を出しても、あくまで「待機列」に並ぶだけです。
市場が空いている時間しか取引は成立しません。
私は個別株をあまり買わないのですが、オリエンタルランド株は優待目的で特定口座に購入しています。
購入当時は事前に入金して、株を購入するというステップにしていたのでオリエンタルランド株を購入した余りの資金で、ソフトバンク株も少しだけ持ってます。
そうすると配当金がもらえるのですが、わざわざ銀行口座に移す程の金額でもないので、そのお金で更にソフトバンク株を購入しています。
そんなことはどうでもよろしくて。
配当金は年に数回、上記銘柄の場合だと 1~2 回もらえます。
初めて株を買うときはもちろんですが、年に 1~2 回しか買わないと開場時間のことなんてすっかり忘れておりまして、毎回毎回「なんで買えないの!!」「あ、そうだ…。空いてないんだ…。」としょうもないことを繰り返しています。
買えない時間があるんだよ。むしろ、買える時間のほうが少ないんだよ。
ということを頭の片隅に入れておいてください。
②「指値」か「成行」か?株取引の注文方式を理解する
株を買うときには、大きく分けて「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」という2つのモードがあり、目的によって使い分ける必要があります。
| 注文方式 | 特徴 | メリット | デメリット | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| 指値 | 値段を指定して発注 | 希望価格で買える | 約定(売買成立)しない可能性がある | 期待値重視のとき |
| 成行 | 値段を指定しない | 即座に買える | 思わぬ高値で買うリスクがある | 完了優先のとき |



成行ならすぐに注文が通るんだね!
そしたら、すぐ欲しいし全部成行で購入すればいいね!
「成行」は、その時の市場で出ている「最も安い売り注文」に飛びつくため、相場が急変していると、自分の想定以上の高値を掴まされるリスクがあるんだ。
成行注文における「開場リスク」
「成行」を使う際の最大の罠が、市場が開いていない時間帯(夜間や休日)の発注です。
市場が閉じている間にニュースなどで株価が急変すると、翌朝の開場と同時に、想定外の価格(始値)で強制的に約定してしまう開場時間外の発注リスクあります。
「この金額ならいいや。明日勝手に買ってくれー」と思って成行発注依頼を出しておくと、翌日株価が+200円になっていてもそのまま購入されてしまいます。
200円くらいいいじゃん。と思ったそこのあなた。特に注意してください。
1株の価格が200円アップです。
株は基本的には最低100株単位での購入となりますので、200円 × 100株 = 20,000円
2万円も想定より高い買い物になりますし、売却するときの基準もこの200円アップした価格がベースになります。つまり高い株で買った分だけ、売却するときのボーダーラインが上がり、売却しづらくなります。


なぜ初心者は「指値」をデフォルトにすべきなのか
株取引はデイトレーダーのように数秒を争うものではありません。基本的には「安い時に買って、高い時に売る」ことが鉄則です。
指値で買う場合は、「この値段なら納得できる」という上限価格を指定します。売ってくれる人が現れるまで待つため、高値掴みのリスクを論理的に回避できる「安全装置」として機能します。
約定しない時の対処: もし強欲に時価より低すぎる価格を設定してしまい、いつまでも「待ち状態(タイムアウト)」になる場合は、価格設定を少しずつ見直せばOKです。
急いで株を買う必要はありません。基本は「指値」を使い、自分が決めた価格で納得して買うのが「負けない投資」の最適解です。 特に夜間に注文を入れる際は、必ず指値を使って「価格のガードレール」を敷いておくことを強くおすすめします。
おわりに
「買えない、なぜだ……」と夜中に何回もキャンセルしては出し直した、あの迷走した数日間。あの無駄な時間があったからこそ、「市場が閉まっている」という物理的な制約や、「指値は即時実行ではない」というシステム仕様を身をもって理解できました。
「今すぐ確実に買いたい」なら成行。逆に、少しでも安く買いたいなら指値。この使い分けが重要です。
今思えば、あの時の私は株をゲームのコマンド入力か何かと勘違いしていたんでしょうね。私のように「深夜に指値を入れて買えずに翌日焦る」という無駄なロスをしないよう、皆さんはしっかり注文ルールを把握してから挑んでくださいね。



それではまた次回!




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