「投資」を始めたら、勝手にお金が増える仕組みより「大切なこと」に気づいた話

目次

はじめに

「投資」という言葉を聞いて、正直どんなイメージを持ちますか? 「損をするのが怖い」「ギャンブルみたいで危ない」……そう感じるのは、私も全く同じでした。

おはこんばんにちは、Beni です。

でも、本当のところを言えば、私が投資を避けていた理由は「怖い」からだけではありませんでした。投資そのものがどこか遠い世界の話のように感じていて、「自分には関係ない」「自分にはできない」と、なんとなく関心すら持たずにいたというのが本音です。もっと言えば、投資というもの自体を知ろうとする機会や、出会いそのものがなかったのかもしれません。

そんな私が、38歳というタイミングで重い腰を上げ、投資の世界に足を踏み入れてみました。そこで気づいたのは、投資とは単に資産を増やすための手段ではないということです。運用を始めてみて驚いたのは、お金の数字がどうこうというよりも、「自分の人生を自分でしっかりとコントロールしている」という、今まで感じたことのなかった不思議な充実感でした。

投資を始めたことで、私のマネーライフは具体的にどう変わったのか。 そして、その過程で手に入れた「お金が増えること以上の副産物」とは何だったのか。今回は、私が実際に経験して感じた、投資の「本当の魅力」をお話しします。

この記事でわかること
  • 現実を知るという「心の余裕」:理想と現実のギャップを数値化する大切さ
  • 「なんとなく貯金」からの脱却:お金を管理し、コントロールする境地
  • 「興味がない」からこそ育った資産:放置していた資産が教えてくれた真実

本題

① 現実を知るという「心の余裕」

これまで私は、老後に必要なお金を具体的に計算したことなど一度もありませんでした。「なんとかなるだろう」という漠然としたイメージだけで過ごしてきたのです。しかし、投資を始めるにあたって避けて通れない「資産の見える化」を行ったとき、突きつけられたのは理想と現実のあまりのギャップでした。

計算してみると、自分が必要とする金額に対して、手元にある資産はまったく足りていない。「フリーランスという選択自体が間違いだったのではないか」と、頭を抱えて絶望するほどの金額でした。

実は、数字を知る前よりも知った直後の方が、不安は大きく膨らみました。「こんな金額、どうやって貯めるんだ?」という現実的な問いに、ただただ立ち尽くす毎日。時には「こんなに貯まるわけがない」と、その数字から現実逃避したくなったこともあります。 世の中のフリーランスの人たちはどうしているのか、みんなも同じように悩んでいるのか……そんなことばかり考えていました。

ただ、不思議なことに、その「冷徹な数字」と向き合い続けたことで、徐々に心境が変化していきました。ぼんやりとした不安に怯え続けるよりも、自分の現在地を数字として把握し、足りないならどう補うかを考える。そうやって自分の人生のハンドルを自分で握り直す感覚が、少しずつ「心の余裕」へと変わっていったのです。

②「なんとなく貯金」から「お金を管理する」境地へ

昔の私は、お金を「なんとなく」貯めていました。家計簿もつけず、毎月いくら稼いで何に使ったのか、ましてや自分の資産がトータルでいくらあるのかなど、収支すらまともに把握していませんでした。

思い返せば、最初の会社に入ったときもそうでした。給与が少なく、決して楽な環境ではありませんでしたが、会社で強制加入させられた「401k」には、退職金代わりに会社が月5,000円を入れてくれていました。また、たまたま紹介された保険担当の方から「将来のために」と勧められた返戻金型の保険にも、なんか良さそうという理由でよく理解しないまま加入しました。さらにフリーランスになってからは、同じ方から勧められるがまま「ITA(海外積立投資)」にも入金していました。

どれもこれも「よくわからないまま」始めたことで、当然、その結果や運用状況を確認することすらありませんでした。今思えば、なんと適当なマネーライフだったことか。

転機は、投資を機に家計簿をつけ始めたタイミングでした。そこで分かったのは、「一見、預金額がプラスに見えても、確定申告後に税金を払うと実際はマイナスになっている」という残酷な現実です。
フリーランスは入金ベースの数字だけ見ると多く感じますが、翌年に備えて税金分を取り置いておかなければなりません。この「入金」と「実際の収益」のズレに気づき、無駄な支出を削ることに意識が向くようになりました。

これまで「なんとなく」でしか見ていなかったお金の出入りを数字として管理し始めたことで、ようやく自分の生活をコントロールできているという実感が湧いてきました。結局のところ、お金は「なんとなく」増えるのを待つものではなく、自ら管理して設計するものだったのです。

③ 興味がなかったからこそ育った「最強の資産」

先ほどの「なんとなく積み立てていた資産」の話ですが、今振り返ると、あれは決して褒められたことではありませんでした。もちろん、保険の内容を全く知らなかったわけではありません。「なんとなく良さそう」「将来のためになるなら」という程度の認識です。しかし、それが具体的にいつ、どのような目的で、どれくらいの期間必要なのか。そうした「お金の本質」を全く理解しないまま、ただ言われるがままにサインをしていただけでした。

面白いことに、当時、目的も分からず放置していた401kやITA、返戻金型保険といった資産は、皮肉にもしっかりと育っていました。これは、興味がなかったからこそ、「相場が悪いから解約しよう」といった感情的な判断を挟まず、機械的に継続できたという側面があります。「投資は忘れるくらいがちょうどいい」とはまさにこのことで、投資においては、放置することこそが最強の戦略になるのです。

しかし、私が手に入れた「最強の資産」は、それだけではありません。

放置していた資産が「物理的に増えるお金」なら、私が今大切にしているのは「自分のお金の出入りをすべて言語化できるという状態」です。

以前は「なんとなく良さそう」と他人に判断を委ねていた私ですが、今は違います。お金の本質を理解し、自分の意思で管理を始めたことで、お金に対するモラルが劇的に向上しました。「なぜこの運用をしているのか」「何のために、あといくら必要なのか」。これらを自分の言葉で説明できるようになったこと。

つまり、「放置できる仕組み(自動化)」を信じつつ、「状況をすべて言語化できる(コントロール)」という二つの力を持つこと。これこそが、数字以上に私を支えてくれる「最強の資産」です。

おわりに

今回は趣向を変えて、少し自分の歩んできた道を公開してみました。読んでなんとなくわかったかもしれませんが、今私が資産を持てているのは自分の実力というより、ただの「運」に過ぎません。たまたま境遇が良かっただけです。

私が今一番伝えたいのは、「もし、もう少し早くこの仕組みを知っていたら、人生はもっとずっと楽だったはずだ」ということです。

38歳からのスタートは決して早いとは言えません。もしあなたがまだ若いなら、あるいは少しでも迷っているなら、私のように「運」に任せるのではなく、今日から自分の手で未来を設計してみてください。お金と正しく向き合い、自分でコントロールする力を身につければ、数年後の景色は驚くほど変わります。後回しにすればするほど、将来の選択肢は狭まってしまいます。だからこそ、今この瞬間から「自分の未来」を自分で作り始めてほしいのです。

次は、私が誰かの「たまたま」になりたい。このブログを読んでくれているあなたの未来を、少しでも明るく、そして「楽」にできるきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。

うさおくん

それではまた次回!

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この記事を書いた人

フリーランスで IT インフラの仕事をしているBeniです。
株や iDeCo で大失敗した経験から、失敗しない資産形成のリアルな情報を発信していきます!

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