はじめに
「なんとなく人気だから」と、最初はランキングとかから投資先を決めていました。 投資を始めた頃の僕は、まさに「地図も持たずにダンジョンへ突撃する」ような状態でした。しかし、勉強を重ね、自分の資産設計を突き詰めていくうちに、ようやくたどり着いたのが「堅実な守り」と「ワクワクする攻め」のハイブリッド構成です。
おはこんばんにちは、Beni です。
投資信託、何を買えばいいかわからないですよね。私もずっと困ってましたし、1回失敗して組みなおしてます。。
正直、オルカン一本でもいいと思うし、記事もそのような感じで今まで書いてきました。 それは「あれもいい」「これもいい」と書くと初心者が迷うからです。私がそうでした。 ひとまず連載で基本の説明は終わったので、今回は私がなぜ「全世界株式(オルカン)」をメインに据えつつ、あえて「ナスダック」をスパイスとして加えているのか、その設計思想を徹底解説します。
- ① なぜ「オルカン」が投資のメインエンジンなのか
- ② あえて「ナスダック」をスパイスに加える理由と遊び心
- ③「守りと攻め」の最適ポートフォリオ
本題
① なぜ「オルカン」が投資のメインエンジンなのか
「守りの哲学」
投資を始めるにあたって、真っ先に決めたルールがあります。それは「欲をかいて資産を減らすくらいなら、低リスクで確実に積み上げたい」という、自分なりの投資方針です。
ハイリスク・ハイリターンな銘柄に飛びついて一喜一憂するよりも、自分のライフプランに合わせて、いかに「負けの確率」を下げられるか。その最適解が、私にとっての「オルカン一択」という選択でした。
オルカンという「自動最適化インフラ」の正体
なぜオルカンは、リスク回避志向の人間にも適しているのか。それは、このファンドが「世界中の企業の入れ替えを、プロが自動で代行してくれる仕組み」だからです。
- 変化する未来への対応: 今、ノッている企業が50年後も覇者でいるとは限りません。例えば、今は遠い未来に感じる「宇宙居住」が当たり前になった時、躍進するのは今とは全く別の企業でしょう。
- 初心者には不可能な「損切り」と「銘柄選択」: 衰退する企業を早期に見抜き、勢いのある企業へ乗り換える。この高度な作業を、僕たちは自分で行う必要がありません。オルカンというファンドは、指数(インデックス)のルールに基づいて、プロがその時勢に合わせて常に構成を組み替えてくれます。

うさおくんなるほど! 自分で先を読まなくても、自動的に『今の勝ち組』に乗り換えてくれるんだね! しかもアメリカだけじゃなくて地球全体に投資してるから、どの国が沈んでも致命傷にならない。これなら僕みたいな初心者でも安心だね!
「先を読まなくていい」「国単位の衰退リスクを吸収する」「プロと同じ成果を自動で享受できる」。この3点が揃っているからこそ、リスクを最小限に抑えたい人にとって、オルカンは「守りの鉄壁」であり、投資の土台としてこれ以上ない選択なのです。
② 「ナスダック」という名のスパイスを加える理由
当初はオルカン一択と考えていた私も、勉強を重ねるうちに「オルカンだけだと、ちょっとつまらないな」と欲が出てきました。ここで「ナスダック」というスパイスの登場です。
まずは「ナスダック」のご紹介から。
- 通称: ナスダック(正式名称:NASDAQ100)
- 中身: アメリカのハイテク企業(IT・テクノロジー系)100 社にまとめて投資する商品です。GAFAM などの巨大 IT 企業がギュッと詰まっています。
- 特徴: 世界を変える企業が集まっているため成長スピードが速いですが、価格の波が荒いのが難点です。
- こんな人におすすめ: 「多少のリスクを取ってでも、世界をリードするIT企業の成長を追いかけたい」「自分の資産に、少しの『攻め』のエッセンスを加えたい」という人。
期待値と「残酷な現実」:なぜナスダックは「スパイス」なのか
ナスダックの魅力は、何といってもその成長力です。仮に 300 万円を 20 年間運用したとしましょう。(※過去の傾向を参考に、オルカンを年利 6 %、ナスダックを年利 12 %と仮定)
- オルカン(年利 6 %): 約 300 万円 → 約 960 万円
- ナスダック(年利 12 %): 約300万円 → 約 2,890 万円
この圧倒的な数字だけを見ると「ナスダック一択でいいじゃないか!」と思うかもしれません。しかし、おいしい話には必ず裏があります。ナスダックには「最大で資産が半分以下になるリスク」が隣り合わせだということを忘れてはいけません。過去の暴落時、両者がどのような値動きをしたか比較してみましょう。
- ITバブル崩壊時(2000 年〜):
- ナスダック:最大で約 80 %の下落(300 万円が 60 万円に)
- オルカン:約 40-50 %の下落 (300 万円が 150 万円に)
- リーマンショック時(2008 年):
- ナスダック:最大で約 50 %の下落(300 万円が 150 万円に)
- オルカン:最大で約 30〜40 %の下落(300 万円が 180 万円に)
ナスダックは資産を「破壊」するほどの猛獣ですが、オルカンは「世界経済の沈み込み」に耐えながら回復を待てる範囲に収まります。
③ 「守りと攻め」の最適ポートフォリオ
ここまで、オルカンの堅実さとナスダックの爆発的な成長力、そして暴落という猛獣の存在をお話ししてきました。
では、実際に私はどのような設計図で運用しているのか。結論から言うと、「オルカン 85:ナスダック 15」という比率でスパイスを加えています。
「続けること」が最大の戦略
当初、「オルカンだけでいい」と結論づけていました。投資として完璧だからです。しかし、実際に運用を続けていく中で気づいたことがあります。
「オルカンだけだと、投資がただの『貯金マシーン』になってしまい、少しつまらない」ということ。
長期投資において最大の敵は、暴落ではなく「飽きて市場から退場してしまうこと」です。だからこそ、全体の15%という「ちょっとしたスパイス」をナスダックに配分することで、以下のメリットを生み出しています。
- 適度な刺激(養分): ナスダックが大きく伸びる局面で「おっ、スパイスが効いてるな」と市場に興味を持ち続けられる。
- リスクのコントロール: 万が一、ナスダックが猛獣のように暴れて資産が半分になったとしても、ポートフォリオ全体へのダメージは全体の約1割弱。この程度のダメージなら、オルカンという強固な土台がカバーしてくれます。
- モチベーション維持: 利益を期待しつつ、適度な一喜一憂を「遊び」として許容する。この「ちょっとした楽しみ」こそが、数十年という長い期間、投資というゲームを退場せずに続けるための自分への養分になるのです。
結局、投資は「続けること」がすべて。ただの義務的な積み立てにするのではなく、守りながらも自分にとって「ワクワクする設計図」を描くことも、立派な戦略だと考えています。
おわりに
投資も副業も、「設計」とても大事。 あの頃、「なんとなく」でバラバラに銘柄を買っていた自分に教えてあげたい。「まずはインフラ(オルカン)を完璧に組め。それができたら、ナスダック等で自分好みにチューニングすればいいんだ」と。
今回の記事ではシレっとインデックス再投資型をご紹介していますが、なぜ再投資型を勧めているかをこちらの記事で説明しております。気になる方は是非チェックしてみてください!
皆さんも、まずは自分が安心して眠れる「オルカン 100 %」の土台を作ってみてください。そこから先は、あなたの自由な遊び場です。その設計図さえあれば、精神的な余裕も将来の資産額も、確実に大きく育てられますから。



それではまた次回!



コメント